【不登校って、悪くない】不登校にまつわるお金の話|フリースクール・食費・光熱費まで

はじめに

子どもが学校に行かなくなると、生活リズムや気持ちだけでなく「お金の使い方」にも変化が出てきます。
この記事では、私自身が2人の子どもの不登校を経験して実際にかかった費用と、出費を抑えるためにできる工夫をまとめます。これからの参考になれば嬉しいです。

フリースクールの費用

不登校の子どもが通える居場所のひとつが「フリースクール」です。
我が家では現在月1回の利用で1人約2万円ですが、利用頻度が増えると費用も大きくなる傾向です。
今のところ必要としていませんが、学校の代わりに毎日通うとすると1人につき10万円近くかかる覚悟もしています。

交通費

フリースクールに通う際の交通費もかかります。
1回ごとは少額でも我が家は2人分ということもあり、積み重なるとそれなりの出費です。

昼食代(給食がなくなる影響)

大きな違いは「昼食代」です。
私が住んでいる自治体は給食が無償です。不登校になると当然家庭でお昼を用意する必要があり、その分の出費が増えます。

食費だけの問題ではなく、プロが考えた栄養バランスの取れた給食を食べないのは、なんだか勿体無い気がしてしまいます。

光熱費

子どもが日中家にいる時間が増えると、電気・ガス・水道代も確実に上がります。
私自身も在宅時間が増えたため、実質3人分が日中ずっと加算されることに。
特にこの夏は猛暑で一日中エアコンを使う必要があり、光熱費が大きく膨らみました。

出費を抑える工夫 ✅

このように経済的な負担は少なくないですが、工夫次第で抑えられる部分もあります。

  • ✅ 自治体の給付金を利用する(実際に不登校になるまで給付金の存在を知りませんでした。自治体によって有無や金額が違うので、確認しておくと安心です)
  • ✅ 昼食は子供自身で準備できる食材を事前に準備しておき、外食や中食を減らす
  • ✅ フリースクールの利用頻度を調整する
  • ✅ 子供に抵抗がないようであれば、学校に「給食だけ食べに」行く
  • ✅ 子供自身が望むのであれば、自治体の教育支援センターや居場所スペースを活用(私の住む自治体は無償です)

他の家庭でよくある費用(参考情報)

ちなみに、
我が家では当てはまりませんが、他のご家庭でよく耳にする費用も紹介します。

  • 通信教材やタブレット学習などの教材費
  • 習い事や体験活動の費用
  • 通信費(Wi-Fi強化やスマホプラン変更)
  • 医療費やカウンセリング費用
  • 親の働き方をセーブしたことによる収入減
  • レジャーの増加

フリースクールと一口に言っても、内容や雰囲気はさまざまです。費用面だけにとらわれず、子どもが「ここなら行きたい」と思える居場所を一緒に見つけてあげたいものです。

まとめ

不登校になると、フリースクールや交通費だけでなく、昼食代や光熱費といった日常の出費も増えます。
最初の頃は親も子も新しい生活に慣れず大変かもしれませんが、慣れてくれば給付金や自治体の居場所を活用したり、食事の工夫をすることで家計の負担を軽くすることは可能です。

不登校は精神的にも経済的にも変化をもたらしますが、情報を知っておくことで心の余裕につながります。同じような状況の方の参考になれば嬉しいです。

最初からできなくても大丈夫。もしわからないことがあれば、学校・自治体・フリースクールなどに相談してみてください。きっと誰かが手を差し伸べてくれます。

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あぽさきぽき
あぽさきぽき

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