【大人の発達障害】ASD寄りADHDの私が子どもと暮らす中で困ったこと3つ

はじめに

私はASD寄りのADHDで、ひとり親として二人の子どもを育てています。
日常生活の中で「片付け」「騒音」「料理」の3つが特にストレスになっていました。

この記事では、私がどんな失敗をして、どんな工夫をしてきたかを正直にシェアします。
発達障害がない親御さんでも、同じようなストレスを感じることは多いのではないでしょうか。
同じように悩む親御さんの参考になれば嬉しいです。

困りごと1:片付けが苦手、部屋の乱れがストレス

私は部屋の整理整頓に強いこだわりがあり、子どもにも同じレベルの整理を求めていました。
しかし、子どもたちは私と同じ基準では整理できず、リビングや自分の部屋に物を散らかすこともしばしば。
その度に「片付けなさい!」と怒鳴ったり、勝手に整理して時には捨ててしまうこともありました。
その結果、親子間でストレスが増える悪循環に…。

💡 そこで考え方を変えることにしました
まずは、「片付けをしたいのは、私」「汚くても困っていない子どもがやるはずない」と心に刻みました。
そして、自分の生活スペースは自分で片付けるし、子どもたちには声かけはするけど実行までを求めないことにしました。放置された子どもたちのものは子ども部屋に放り込むようにし、その結果子ども部屋が汚くても「これは子どもたちの問題」と切り離すことにしたのです。

こうすることで、自分の生活スペースのストレスが減り、心の余裕が生まれました。

困りごと2:騒音・子どもの声がストレス

私は大きな音が苦手で、子どもたちの声も長時間聞いていると疲れてしまいます。
特に二人が同時に動画を見ながら遊ぶと、声と音で頭が爆発しそうになることもありました。
我慢できずに怒ったり、耳をふさいで作業を中断することもあり、家族全体に緊張感が漂うことも。

💡改善策として、子どもたちに「お声を小さくして」とお願いすることにしました。
さらに、「今日はママは疲れているから協力してほしい」「集中したいからあと30分動画を止めてほしい」と状況や時間を具体的に伝えるようにしました。

結果として、子どもたちはきちんと聴いてくれるようになり、疲れている時や集中したい時のストレスが大幅に減りました。

困りごと3:料理へのこだわりがストレス

私は料理にこだわりすぎていました。栄養やバリエーションを完璧にしないといけないと思い込み、毎日の献立を考えるだけで頭がいっぱい。
フルタイムで働きながら二人の子どもを育てる生活では、完璧な料理はほぼ不可能で、イライラが家のあちこちに広がることもありました。

💡そこで、完璧への諦めと無理のない工夫を取り入れることにしました。
朝ごはんは米+卵料理にして、足りなければ子どもが自分で追加。
昼ごはんは前日の残り物、なければ子どもに自分で作ってもらいます(子どもが料理好きなのが助かります)。
夕飯は余裕があるときだけ頑張り、ないときは鍋や少ない労力で栄養バランスの取れる料理に。
最近のお気に入りは、豚汁(タンパク質・野菜・発酵食品入りでこれが本当の完全栄養食だと思ってます!何より美味しい!)やタコス(お肉を焼き、野菜を切るだけ、市販サルサやトルティーヤで簡単!もちろん最高に美味しい!)です。

この工夫で、完璧さを追い求めなくても、子どもも私もストレスが減り、食事の時間を楽しく過ごせるようになりました。

まとめ:完璧じゃなくても大丈夫、むしろ全てが完璧とかあり得ない

  • 子どもには子どもなりの価値観があると受け入れる
  • 状況や時間を具体的に伝えて協力を得る
  • 料理も家事も完璧を目指さず、工夫して少しラクにする

日々の生活の中で完璧を目指さず、自分のストレスを減らす工夫を少しずつ取り入れるだけでも、心の余裕は格段に変わります。
同じ境遇の親御さんも、今日からできる小さな工夫を取り入れてみてくださいね。

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あぽさきぽき
あぽさきぽき

大丈夫。
いつも頑張っているあなた。
肩の力を抜いて、一緒に前を向いて歩んでいきましょう。

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