【お金で人生もっとワクワク!】子どもにお金をどう使わせる?無駄遣いも学びに変える方法

「つい子どもに『そんな無駄遣いはやめなさい!』と言ってしまう…」
そんな親御さんは多いのではないでしょうか。

私も最初は、子どもがお小遣いやお年玉を使うたびに口出ししていました。

でも、ちょっと視点を変えて、無駄遣いこそが学びのチャンスだと気づいたんです。


我が子に効いた無駄遣い激減法

  • 無駄遣いも経験のひとつと考え、まずは自由に使わせる
  • 後悔体験を通して「考える力」を養う
  • 親のアドバイスは「禁止」ではなく「問いかけ」にする
  • すべては子どもの意思に任せることで、主体性を育てる

なぜこの工夫にたどり着いたのか?(体験談)

お年玉や祖父母からのお小遣いなど、子どもがまとまったお金を手にしたとき、皆さんはどうされていますか?
「全て親が預かる」「一部だけ持たせる」「全て子どもに任せる」――ご家庭によって様々な方法があると思います。

我が家では、3歳くらいまではすべて親が預かる方式にしていました。
しかし、成長するにつれて「お金の使い方を学ぶ機会がないのでは?」と感じ、一部を子どもに持たせる方式に切り替えました。
さらに小学生になった今では、お金を親に預けるか、自分で管理するかを本人が決めるスタイルに移行しました。

この方法によって、子どもがお金の使い方を体験的に学べるようになりましたが、その一方で「親から見れば無駄遣い」と思えることも増えていきました。
最初の頃は「それ、もったいないんじゃない?」「やめておいたら?」と口を出していましたが、そんな言葉を素直に聞く我が子たちではありません(笑)。
数日で放置されるおもちゃを見ては、「またごみに投資してるなぁ…」とがっかりする日もありました。

けれど、子どもが親の助言を聞かないのも当然でした。
なぜなら、子ども自身はまだ“無駄遣いの意味”を知らないからです。
そのことに気づいてからは、むしろ「もっと自由に使わせてみよう」と考え方を切り替えました。

我が家の方法はシンプルです。
まずは無駄遣いを目一杯させる。そしてその結果、後悔する経験を積ませる。ここには親の忍耐も必要です。案の定、何か新しく欲しいものができた時「お金が足りない」と後悔することになりました。

その上で次にお金を手にして何か買おうとした時に「それ本当に必要?」「1週間待っても欲しかったら買うのはどう?」とアドバイスをします。
すると、

  • そのまま忘れてしまう
  • 後から買って満足する
  • すぐに買って後悔する

――そんな経験を繰り返すうちに、子ども自身が「ちょっと考えてからにしようかな」と言うようになったのです。
この変化には、大きな成長を感じました。

無駄遣いは無駄じゃない。むしろ学びのチャンス。
買っちゃダメ!と親がルールを決めて我慢させるのではなく、
「先のことを考えて自分で意思決定する力」を育てることができたのではと思っています。


無駄遣いを通して学べること

  • お金の価値や使い方を実感できる
  • 判断力や自己コントロール力が育つ
  • 「親に言われてやめる」のではなく、自分で考える習慣が身につく

親へのアドバイスまとめ

  • 「無駄遣い=悪」ではなく、学びの一歩と考える
  • 親は口出しせず、体験を見守ることが大事
  • 後から振り返る時間を作るだけで、子どもの学びはぐっと深まる

おすすめ教材|親子で学べるお金の本

我が家では、10歳から読める「10才からのお金の貯め方・つかい方」という本を活用しています。 無駄遣いやおこづかい管理について、子どもでも理解しやすいストーリーやイラストが豊富で、親子で一緒に読みながら学ぶことができます。 「どうしてそのお金を使うのか」「後で後悔しないためにはどうするか」など、親子での会話のきっかけにもなるので、無駄遣い体験を学びに変えるのにぴったりです。

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次回予告

次回は、「家庭で金融資産を見せることで、お金の価値を子どもに理解させる方法」を紹介します。
生活の中でお金の価値を体感させるヒントをお届けします。

あきぽきさき
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