旅先で「この国、なんか違う」と感じる瞬間があります。
ケアンズでその感覚を一番強く覚えたのが、健康への向き合い方でした。
押しつけがましくなく、でも確実に、健康意識が街の中に染み込んでいる。そんな印象を受けました。
最初の気づきは機内食だった
ジェットスターの機内食を受け取って、パッケージを見たときのこと。
カロリーの表示がkJ(キロジュール)で書いてありました。
「こんなに!?」
一瞬びっくりしました。日本でいつも見ているKcal(キロカロリー)とは単位が違います。kJはKcalの約4.2倍なので、数字がとにかく大きく見える。知らなければ「こんなに高カロリーなの?」と驚いてしまいます。
大人でも知らないことがある。旅の最初からそれを実感しました。
カフェのメニューがすごかった
ケアンズのカフェでメニューを開いて、思わず二度見しました。
値段と同じくらいのフォントサイズでカロリーが書いてある。
日本だと栄養成分表示はパッケージの裏に小さく書いてあるイメージですが、ここでは堂々とメニューの表に。しかもkJ表記なので数字が大きくて目に飛び込んでくる。
さらに、ヴィーガンやベジタリアン対応メニューの表示があるお店も何軒かありました。食の選択肢を丁寧に示している印象です。
ちなみにレストランではカロリー表示はありませんでした。つまり義務ではないのに、カフェは自発的にやっている。
これが印象的でした。法律で決まっているからやる、ではなく、お客さんに情報を提供しようという文化や国民性があるのかなと感じました。
スーパーにも健康意識が溢れていた
スーパーに行っても、健康への意識があちこちに見えました。
商品パッケージには100gあたりやservingごとの栄養素がしっかり記載されています。さらに、商品のヘルシー度を星の数で評価して表示しているものも。買い物しながら自然と栄養を意識できる仕組みになっています。
そして食品のオーストラリア産使用割合の表示も印象的でした。「この商品の原材料の何%がオーストラリア産か」がパッケージに書いてある。愛国心なのか、輸送コストへの意識なのか、自国の農業を守るためなのか——理由はわかりませんが、消費者に情報を開示しようという姿勢を感じました。
朝6時過ぎの海沿いで見た光景
早起きして海沿いを歩いたとき、驚いたことがあります。
朝6時過ぎなのに、走っている人、散歩している人、泳いでいる人がたくさんいました。
日本でも朝活する人はいますが、ケアンズは人口規模を考えると明らかに多い印象。しかも楽しそうに動いている。義務感ではなく、日常の一部として体を動かしているように見えました。
肥満の人が少ないのも、こういう日常の積み重ねなのかもしれません。
「楽しんで生きる」が健康につながっている
ケアンズ滞在を通じて感じたのは、健康意識が「我慢」や「管理」ではなく、「楽しむこと」とセットになっているということです。
朝から海で泳ぐのも、カフェでカロリーを確認しながら好きなものを選ぶのも、自分の体と向き合いながら人生を楽しんでいる姿に見えました。
日本にいると、健康というと「○○を控える」「△△しなければいけない」というイメージになりがちです。でもケアンズで見た健康意識は、もっと前向きで、もっと楽しそうでした。
子どもたちにも、そういう健康との向き合い方を伝えていきたいなと思っています。
ケアンズ旅行記シリーズ、次回はケアンズのダークな一面についてレポートします。お楽しみに!

大丈夫。
いつも頑張っているあなた。
肩の力を抜いて、一緒に前を向いて歩んでいきましょう。


コメント